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日本酒のヌル燗が旨くなってきました津軽地方。この時期になると庭のイチジクが熟し、収穫中なのですがムクドリに結構やられます。日の出と供に団体様でやってまいります。当然のように完熟の1級品からお召し上がりになりやがります。それでもイチジクは結構な数が生っているので少しくらい喰われても良いのですが、こっちに飽きるとなんと葡萄を狙いに行きやがります。昨年は、気合のカカシ作戦防御網をあざ笑うかのようにすり抜け、ピノネロをごっそりやられました。岩木山麓のシャルドネ栽培者の畑は、近くに鷹が棲んでいるので一切被害は無いそうです。今年は葡萄が不作なのを知ってか、今のところ被害が殆どないのでギリギリまで糖度を上げてみたいと思います。
過日、某大手ワインメイカーの方々と津軽の契約ぶどう畑を見学。場所は鶴田町と我が旧岩木町のシャルドネィ農家。岩木山麓のシャルドネィ畑は、樹齢25年の垣根仕立てで、樹の直径も10cmくらいになる立派なもので、岩木山南側から吹く乾いた風のおかげでボルドー液のお世話にならずともベト病知らず。ただ、今年の天候不順で予定収量は平年の30パーセントくらいだそうでベト病も発生した模様。メイカーの方々は収穫のタイミングを見極める為、糖度や皮の厚さ、タネのタンニンなどを細かくチェック。今週中には収穫開始とのこと。わが畑はというと、大した広さもないのに、天候不順で予定収量は寂しくなりそうです。。少量多種植えてみてまいりましたが、ようやく津軽好適品種が見つかりそうです。イタリア品種ではネッビオーロが高糖度で粒も小さく、来年はそこそこ収量も見込めそうです。まぁ、ゆっくり見守っていきたいと思います。